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劇団ラッパ屋

第12回公演
『愛とスッタモンダの世界』

1991年4月22日(月)~5月6日(月) 22ステージ @シアタートップス

第12回公演『愛とスッタモンダの世界』
第12回公演『愛とスッタモンダの世界』
第12回公演『愛とスッタモンダの世界』

キャスト

ハンナハンナ
溝口直子
パローネ
福本伸一
カール
熊川隆一
マミアナ
大草理乙子
バッサニーオ
木村靖司
アンドロコフ
俵木藤汰(客演)
ブッサム
竹内義明
エレナ/サバ
早川晃子
ベルガ
和田都
ディジィ
深澤美恵
スタコラフスキー
与儀省司
ニキニッチェ
平野裕美
ゴバドン
岡山一
ニーナ
平田恵子
ソドム
義若泰祐
トムトム
武隈繁美

スタッフ

作・演出
鈴木聡
美術
枡岡秀樹
(ウエストコート)
照明
板谷静男
音響
藤居俊夫
(ステージオフィス)
音響操作
藤村民雄
(ステージオフィス)
大道具
イトウ舞台工芸
舞台監督
村岡晋
宣伝美術
与儀法子
宣伝写真
馬場道浩
制作協力
加藤昌史・佐々木直美
(ネビュラプロジェクト)
山家かおり
制作
喇叭屋制作部
企画・製作
サラリーマン新劇喇叭屋

第12回公演『愛とスッタモンダの世界』

チラシの裏口上

湾岸戦争が始まった頃、六本木のイケイケギャルの人がCNNの戦争インタビューで「イケイケ~!」と答え、世界中の大ヒンシュクを買ったと聞く。まあ、夜の六本木でインタビューをしたCNNの人も悪いが、ギャルの人も少し軽率だったように思う。そして時は流れ、地上戦突入の時期が騒がれる頃、中央線でヘビメタ系のカップルがパレスチナ問題について話しているのを目撃した。お互いよく分からないものだから、すぐに話題は吉田戦車関係にうつったがなかなか感慨深いものがあった。この一ヶ月で、ずいぶん僕らのアタマの中は変わったなあと改めて思ったのだ。毎日深夜まで、ニュースを探してTVのリモコンをピコピコやってるせいか、国際モンダイとかカンケイとかが、少し近くなってきた感じがする。その点に関してだけは、フセインさんに感謝したい。おかげ様で、世界史の参考書や、「20世紀全記録」を開き勉強し直しています。さて、「歴史も政治もパープー」の人が勉強し直した結果、世界に対する斬新で立派な意見を持ち得たか。全然持ち得ないんである。ただただ、オモシロイと思うんである。もしかすると国際関係というやつは、六本木の三角関係よりオモシロイ。次々と見せ場をつくってくれる、フセインやらブッシュやらゴルビーといった人たちは、天才的なストーリーテラーなのではないか。その共著「世界」というエキサイティングな原作を借りて芝居をつくれないかと、大馬鹿なことを考えています。

上演記録

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