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劇団ラッパ屋

第34回公演
『ブラジル』

2009年1月17日(土)~25日(日) 11ステージ @紀伊國屋ホール
1月31日(土)~2月1日(日) 2ステージ @北九州芸術劇場 小劇場
2月7日(土)~8日(日) 3ステージ @大阪・ABCホール
2月10日(火) 1ステージ @東京都北区・北とぴあ さくらホール
*城北演劇を観る会主催

第34回公演『ブラジル』
第34回公演『ブラジル』
第34回公演『ブラジル』

キャスト

本多佑介
福本伸一
本多理恵
弘中麻紀
馬場洋司
おかやまはじめ
浅倉雅美
三鴨絵里子
浅倉芳樹
中野順一朗
津川紀子
岩橋道子
松本英俊
宇納佑
矢島圭
土屋裕一(客演)
藤田善幸
俵木藤汰
遠藤美幸
大草理乙子
遠藤行雄
熊川隆一
間宮隆也
岩本淳
久世信一
武藤直樹
鹿子木祥文
木村靖司

スタッフ

作・演出
鈴木聡
美術
秋山光洋
照明
佐藤公穂
音響
島猛
(ステージオフィス)
衣裳
花谷律子
演出助手
則岡正昭
舞台監督
村岡晋
山本修司
照明操作
松村光子
音響操作
齋藤貴博
(ステージオフィス)
舞台監督助手
藤林美樹
木村春子
大道具
夢工房
小道具
高津映画装飾
衣裳協力
東宝舞台
宣伝美術
芹沢ケージ
冨宇加淳
印刷
竹内美術印刷
舞台写真撮影
木村洋一
宣伝
吉田プロモーション
制作助手
島袋佳
ARTIST MANAGEMENT
オフィスジュニア
藤賀事務所
ワンダー・プロダクション
藤コーポレーション
BY THE WAY
ミーアンドハーコーポレーション
SPECIAL THANKS TO
萩窓子
酒井詠理佳
横尾友広
アーティスティックポイント
当日運営
お手伝いの皆様
伊澤玲子
市野恭子
江畑典和
志賀亜喜子
中島まり子
三浦瞳
制作協力
ミーアンドハーコーポレーション
制作
山家かおり
吉田由紀子
江口紀子
早川晃子
大阪公演運営協力
サンライズプロモーション大阪
大阪公演後援
ABCホール
北九州公演主催
(財)北九州市芸術文化振興財団
北九州公演共催
北九州市
北九州市教育委員会
企画・製作
ラッパ屋

第34回公演『ブラジル』

チラシの裏口上

ブラジルといえばボサノバである。(「サッカーだろっ」というご意見があるのは重々承知だがそこは置いといて・・)。僕は中学生の頃からボサノバが好きだった。ボサノバが弾きたくてギターを買い練習した。当時はロック全盛だったので誰も見向きもしてくれなかった。(僕はお洒落だと思ったんだけどな)。いまはドトールへ行けばBGMはボサノバである。荻窪ルミネのBGMもボサノバである。だがひとこと言わせていただければ、ボサノバはただの心地よいBGMではない。人生への夢も、あきらめも、そのすべてを包み込んでしまうような大きな大人の音楽なんだ。で、こんどのラッパ屋は「ブラジル」。舞台はブラジル、ではなく、イパネマ海岸に似てる気がする千葉の海岸。その照り付ける太陽の下で青春を共に過ごした仲間が再会する。予定と違った人生・・ややこしい恋・・成功の罠・・忍び寄る死の影・・。つまりこれは、生きることと死ぬことと齢をとることと、海とボサノバを巡る喜劇である。と、大風呂敷を広げてしまったが「ブラジル」というタイトルをつけたからには仕方ない。でっかいもんな、ブラジル。覚悟してつくりまっす!

パンフレットより

 「ブラジル」は千葉の海辺のペンションを舞台にした物語です。そこにさまざまな人々が集まってくる。全員、ある大学の、軽音楽サークルのOB &OG。ボサノバやってた連中です。ゆるいですね、ボサノバだから。でも皆、実はそれぞれややこしい問題を抱えている。そして晴れやかに始まった二泊三日の同窓旅行に、やがてポツリポツリと雨粒が落ち始め・・。
 登場人物は三十代後半~六十歳。いい大人なわけです。そのくせ、迷い、惑っている。サクセスからドロップアウトまで、平凡な幸福からエキサイティングな不幸まで、さまざまな生き方がプレゼンテーションされるこの時代、四十が不惑だなんて言ったのは遠い昔ですな。
 でも脚本と同じく人生にも締め切りがある。いつか死んじゃうわけです。四十超えるとゴールを意識するんですね。半分きちゃったな、自分の未来の分量は過去の分量より少なくなっちゃったんだな、と思ったりする。惑ってばかりもいられない。俺って誰?誰が仲間?何を幸せと呼ぶ?ペンションに集まった人々も、とある出来事を境に、必死で答えを出そうそする。なかなかヘビーなテーマでしょ。僕も今年、五十ですからな。
 波音に癒され、嵐の夜に荒れ、人々がどんなふうにそれぞれの人生をちょいとスイッチさせていくか・・。皆さんも登場人物たちとご一緒に、お馬鹿でせつない、二泊三日をお楽しみください。

上演記録

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