劇団ラッパ屋

弘中麻紀の『エッホ!巻』はじまります。

お風呂の思い出

2023.11.28

 あっという間にすっかり寒くなりました。あったかいお風呂が嬉しい季節ですね。

 現在、私は大森カンパニープロデュース『トコトン、いじはり』の絶賛稽古中です。
 『トコトン、いじはり』は、『いじはり』という作品の再再演、3回目の上演で、集大成とも言える作品。
 私は、この作品には初めて参加させていただきます。
 12/1から12/10まで、下北沢B1での上演です。
 お時間が許せば、ぜひいらしてくださいませ。

弘中麻紀の『エッホ!巻』

弘中麻紀の『エッホ!巻』

 さて、『トコトン、いじはり』の舞台は銭湯。あったかいお湯と人情が溢れる大黒湯が舞台です。

 大きなお風呂でゆっくりあったまる。最高の時間です。私は夏でも湯船に入りたい派ですが、皆さんはいかがですか。

 娘が産まれてからは、なかなかゆっくりお風呂に入れる時間は無くなっていました。

 産まれてすぐはベビーバスで入れていましたが、大人と同じ湯船に入れるようになってからは、お風呂は時間との戦いです。

 夫がいる時は、夫が入っているところに娘を渡し、洗い終わったら私が受け取り、素早く拭いて保湿してパジャマを着せる。
 少し大きくなってからは、髪の毛を乾かすところまで一連で。
 私1人の時は、自分のことは後回し。まず娘に風邪をひかせないように、スピードを最重視です。

 自分がゆっくりあったまれるようになったのは、娘が小学校に入ったくらいからでしょうか。

 娘は、小学校4年生くらいまでは、パパとよく一緒に入っていました。

 保育園に通っていた頃のある日、娘が
 「パパにはしっぽがついている」
 と言うのです。

 しっぽ?痩せてるから、尾てい骨が出てるのかしら、と夫と話していたら、
 「違う。前についてる」
 と。

 そうです。ここでは一応、明言は避けますが、もうおわかりですね。自分にはついていないからそう思ったのでしょう。

 しっぽではないこと、男女の違いということを説明しましたが、本当に理解したのは、かなり大きくなってからでしょうね。

 性教育は、難しいけど大事だなあと思った出来事でした。

 今は、思春期真っ盛りの娘が、トリートメントやらパックやらでやること満載、いったいどこを洗ってるんだというくらい長ーくお風呂を独占しています😅

 素早く入れてあげていた日々が幻のようですね。

 それでは皆様、ごきげんよう!

大森カンパニープロデュースHPはこちら↓
https://www.omoricompany.com/

弘中 麻紀

弘中 麻紀 プロフィール

ひろなか・まき
兵庫県出身、11月12日生まれ。早稲田大学演劇サークル・演劇集団てあとろ50'を経て、1992年にラッパ屋に入団。親しみやすい笑顔とコメディセンスで、舞台、映画、テレビドラマと幅広く活躍中のバイプレイヤー。近年の主な出演作品に【舞台】『百日紅、午後四時』(鈴木聡演出)、『夫婦漫才』(ラサール石井演出)、『王将』(長塚圭史演出)【映画】『決戦は日曜日』、【ドラマ】『弁護士ソドム』(TX)、『新・ミナミの帝王22』(KTV)、『卒業タイムリミット』(NHK)など。

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