愛すべきナイスネイチャ

2023.6.27

　先日、友人から「ナイスネイチャが亡くなったって！35歳（人間で100歳超え）だって。・・・」というLINEがきた。
　エッ！　私のナイスネイチャが！？・・・ってか今まで生きてたの！？
　凄い！！　流石のナイスネイチャ！！！
　偉いなぁ～！　なんか哀しいというより・・・感動した！！

　1990年に中央競馬（JRA）デビュー、1996年に引退。
　 My favorite thoroughbred
　♥ナイスネイチャ♥

　なんで“ナイスネイチャ”が好きなのか？
　当時、バブル期に伴い競馬はけっこうなブームになっており、多くのスター馬がいた。　オグリキャップ、トウカイテイオー、ナリタブライアン、メジロマックイーン、ライスシャワー、ミホノブルボン、ヒシアマゾン、ビワハヤヒデ、メジロライアン、メジロパーマー、・・・もうきりがない（~o~）
　そんな中で“ナイスネイチャ”が、どうにも気になってしょうがない1頭になってしまったのだ。馬券的には、うーーん・・・、複勝とかを買っていた気がする。。そう！彼は『ブロンズコレクター』とか『日本一の3着馬』とか言われていた。目立つような走りというよりは、ジワジワと順位を上げていき、気がつくと3着に?!なっている！という感じ。3着以下でも入賞には入っていることが多く、きっちりと仕事をする職人気質を感じた。カッコよ！って（*^-^*）
　思わず応援したくなる尊い馬だった。

　当然ながらそんな彼の人気は高く、ファン投票で選出する方式の年末のGⅠレース『有馬記念』に、5年連続で選出された。5年連続ってすごくない？！
　そしてそして、3年連続3着！！！　素晴らしい！ブロコレー！ヘ（^o^）/
1991年　3着（1着：ダイユウサク）
1992年　3着（1着：メジロパーマー　逃げ切り　カッコよ）
1993年　3着（1着：トウカイテイオー　涙の復活劇　泣けたー）
1994年　5着（1着：ナリタブライアン　シャドウロールが可愛い）
1995年　9着（1着：マヤノトップガン）
1996年（出走の可能性もあったが引退。この時のエピソードもまた泣ける）
（因みに1990年の1着はオグリキャップ！ヒュー（^O^）/）

　競馬会の広報誌『優駿』が2004年に企画した1980～2000年代の「名バイプレーヤー」部門で“ナイスネイチャ”は、識者による投票で1位！読者投票では2位！

　そんな多くのファンに愛された“ナイスネイチャ”の引退後は、どうだったんだろう？　そういえば私もその頃からなんとなく競馬から離れて行ってしまっていたので知らない。
　大体ワイドとか3連複とか3連単とか、やってないし。ネットでの投票なんて、分かりませ～ん。スッパリと足を洗ってしまっている今の私。
　でもって懐かしくなって“ナイスネイチャ”を検索してみた。。ら。。。

　なんとなんと！彼の人気は続いており、これまたビックリ！感激！（;_;）！
　引退馬協会が、引退馬が余生を過ごすための支援金として使用される寄付金を集めるクラウドファンディング、『バースデードネーション』を2017年のナイスネイチャの誕生日（29歳）に開始したとのこと。
　目標￥500,000のところ48名で￥198,000の寄付が集まった。
　知らなかった（-_-；）
　その後、年々増えていき今年は、21,622名で￥74,022,066が集まった！！！
　ドヒャア～～＼（^o^）／だよね。
　引退馬はもちろん、次世代馬の育成などに使われるとのこと。“ナイスネイチャ”の名の下にこんな素敵なキャンペーンが毎年続けられていたのだ！
　こんなに盛り上がったのには、どうやら『ウマ娘』というゲーム？（全くもって知らない）に“ナイスネイチャ”が登場？して、再び人気馬になったから、らしい。善戦止まりのいじらしいキャラクターが、現役時代を知らないファンを引きつけたのだとか。
　引退してからもこんなに愛され続けられる♥ナイスネイチャ♥
　まだ立派にお仕事してる！なんて素敵なのぉ～～！！！

　同時期にラッパ屋は、『サクラパパオー』が1993年初演、1995年に再演されたこともあり、劇団も、もれなく競馬の沼にドップリ浸かっていくことにもなっていくのであった。
　いやぁ～ホント楽しかったなぁ～♪
　この頃の劇団や『サクラパパオー』については、きっとラッパ屋チャンネル（youtube）でやると思うのでお楽しみに～（^_^）/~

　理乙子でした♪