ハイスクールララバイ
2024.5.13
高校を卒業して半世紀。
オーマイガー!(゚Д゚)!
私らの高校生時代は、学生運動が沈静化していく中で “三無主義”(無気力・無関心・無責任)とか、無感動が加わり“四無主義”とか言われ、“シラケ世代”と呼ばれていた。
私も大学生になったら社会運動というものに参加するかもしれないと、正義感と思いこむ得体の知れない高揚感あったような気がする。
その学生運動は、どんどんおかしな方向へ行き終息していった。
今思うと空しい時代の到来だったのだろうか。一気にシラケてしまった。
社会ニュースを調べると、“連合赤軍あさま山荘事件”“沖縄返還”“ウォーターゲート事件”“第一次オイルショック(人々がトイレットペーパーを買いに殺到した。何かをきっかけに、ある物を買い占めるという歪んだ現象が起きる最初じゃないかしら?)”etc、結構なニュースが並ぶ。
札幌オリンピックもあり、スキーブームが到来する。
高校1年の時、夜間部の生徒がハンガーストライキを起こし、昼間部の我々の一部も巻き込まれた。私もその一部であったりして熱くなっていたのだが、ちょうど過渡期に学校のスキー合宿があって、、、行っちゃったんだよねぇスキー(;^ω^)
帰ってきたら、ストライキのテントの場所は跡形もなくなっていた。
この時、本当に心にぽっかり穴が空いて寒風が吹き抜けた(-_-)~~~~~。
その頃のドラマを思い出すとアウトロー的な主人公の『木枯らし紋次郎』『必殺仕掛人』『太陽にほえろ!』等の人気ドラマが始まった。
そういえば私は、『木枯らし紋次郎』の紋次郎役の中村敦夫が大好きで、どうしても会いたくて、彼の実家のそばまで行き、迷って電話をかけたら、彼のお母様に「ここにはいません。」と言われ、プレゼントの花をぶら下げてトボトボと帰った記憶が蘇る。そりゃぁそう!そうでしょ!!!
でもどうやって彼の実家の住所や電話番号を調べたのかしら???
少年マガジン連載『あしたのジョー』でジョーが白くなって終了し、試験中だというのに何度も読み返しちゃったよ\(~o~)/
マーガレット連載『ベルサイユのばら』にも嵌まっていた。
それが宝塚で舞台化されることに、ゆるせない<`ヘ´>と憤っていた私は、ヅカファンのクラスメートに頼んで有楽町の劇場に連れて行ってもらった。
『どんなもんか見てやろうじゃないの!フン!』と睨むように観ていた私の瞳は、榛名由梨のオスカルを見た途端にキラキラのお星様に変わり、クライマックスでは大号泣(T_T)。
その後の私は、「ベルばらの初演を観た♥」と自慢している。
こんなふうに羅列すると色々と喜怒哀楽する思い出が沸々と沸いてくるのだが、表面的にはあくまでもシラケ風情をまとっていたはずだと強がりたい自分がいる。
わたしオモロ(#^.^#)
なぜ急にこんなことを思い出したのかというと、
先月、高校の同期会があった。
何度も言うが、シラケ世代だったので、卒業後にクラス会や同窓会になんか誰も関心が無かった。いや、あったとしても声を上げたところで誰も乗ってこないだろうと思ってたし。。。
「あっしにはかかわりねぇことでござんす(-_-)/」的ナ。
それが突然、12年前に第1回の同期会が開催された。
発起人は、“竹中尚人”くん。
全生徒が350人位いたから殆どが覚えていない知らない人。
だけど彼だけは、全生徒に知られていた有名人!
彼は、ギタリストの“Char”チャー♪
そんな彼がやろうと立ち上がってくれて100人位が集まった。
そして今回は3回目。
ところが今回私には連絡が来なくて、唯一まだ繋がっている友人から「リストの行方不明者になっているよ!」と連絡があり、幹事長に連絡を入れて無事参加できた。この数年2度の引っ越しがあって住所が変わったからね。
で、卒業して半世紀の同期会が開かれたのだが、本当に記憶にある人が少ないのに愕然!同じクラスでも全然思い出せない!まぁ勿論外見がだいぶ変わってしまったこともあるが、写真を見ても思い出せない。トホホ。
でもみんな同じだったみたい。チャーしか分からないと言っていた人もいたし(^▽^;)
それでも楽しいひと時で二次会まで大盛り上がりだった。
グループラインも未だに盛り上がってるみたいだし。
めでたしめでたし(^^♪
りつこでした