キャスト
- ガマ
- 竹内義明
- ラビ
- 和田都
- タカシ
- 福本伸一
- イサム
- 与儀省司
- ラッパ
- 熊川隆一
- 泰子
- 片根みゆき
- キミコ
- 大森美紀子
- ローズ
- 森泉
- 富山
- 長谷川晃示
スタッフ
- 作・演出
- 鈴木聡
- 美術
- 福島正平
- 照明
- 久保孝一
板谷静男
- 音響
- 森本孝顕
加藤昌史
- 宣伝美術
- 森永正広
- 協力
- 石井美佳
中村三雄
劇団てあとろ50’のみなさん
- 企画・製作
- サラリーマン新劇喇叭屋
河原サラリーマン、と呼んでくれい。
会社に入って、芝居とかに行かなくなった。それは、残業とか飲みに行くとかがあるからです。なんか、そっちのほうが、大切な感じ。こんなんで、いいのかなーと考えるにつけて、ハタと自己弁護しました。つまりこれは、残業のほうを大切に思う僕が悪いんじゃない。残業より大切にならない芝居が悪い。だって、ほとんどツマンナイし、最近はTVみたいなギャグばかりだし。それに、芝居って、もともと仲間うちぽくて、会社やヤキトリと、あまりに無縁でありすぎたような気がする。だから、たまに、うっかりサラリーマンが見に行っても(君たち楽しそうだね、だけどこの俺、どーしてくれるのよ)という感じなんじゃないか。で、僕らが立ち上がったわけです。サラリーマンや労働の人たちが、仕事サボッても、誘いを断わっても、見に行きたくなるような、オモシロイお芝居をつくろ、と。人情に笑い泣き、スリルに酔いしれ、ロマンに胸躍らせ、思わずインナートリップしてしまうような、ハード・エンターティメント。劇場は、ジョーシキの世界とイケナイ世界を隔てるの河の、その河原なんだ、と思う。どっちかに片寄ってしまった舞台が多すぎるんじゃないか、とも思う。そして、シビアに仕事したり、シビアに家族してる大人の人たちにこそ、そんな河原が必要なんじゃないか、って。僕らは、学生でもない、演劇人でもない、フツーの人々として、舞台をやっていきたい。河原をやっていきたい。だから、残業や、キャバレーや、ダンランなんかが、ライバルです。まあ、ダマされたと思って、一度、是非。